1984年生まれ。学生時代にテレビ番組の制作会社に出入りし、番組のロケで初めて海外に行く。そこで海外に興味を持ち、カンボジア取材を思いつく。撮影として訪れたプノンペンのゴミ山(当時)の光景に圧倒され、国際協力にのめり込む。その後、大学院で建築設計を学んだ後、開発援助機関に就職。
もともと建築設計を専攻していたため、デザインの力で途上国の抱える問題のいくつかは解決できると思っていました。「世界を変えるデザイン展」でコペルニクの存在を知り、コペルニクのシステムが、自分が描いていた形に近いものだったため、その日のうちに連絡を取ったように記憶しています。
開発援助の仕事に従事しているものの、いわゆる「伝統的な開発援助」だけでは、途上国の問題は解決し得ないと思っています。民間ビジネス、公的援助、NGO、市民活動などが互いに補完的に活用され、ようやく解決への糸口が見えるものだと思います。そのため、本業以外での方法で、これらの問題にアプローチしてみたかったという気持ちがありました。
現在のところ、翻訳チームのリードとして、微力ながら携わらせていただいています。簡単に言えば、翻訳に関わる作業の旗振り役です。コペルニクの活動はグローバルにまたがるものなので、ニュースリリースやニュースレターの発行の際は、どうしても翻訳という作業が必要になるのですが、数年前まで海外にも英語にもまったく興味のなかった自分が「翻訳?」という多少の違和感を抱えつつもできることをしています。
コペルニクの価値は、先進国に偏っているテクノロジーやデザインなどの「知識」を、途上国で活動する人たちが自由に選択できる場を提供できることだと思います。
個人的には都市のスラム問題を解消したいとずっと思っているので、いつかコペルニクからプロダクトの提供を受けたいなと思っています。
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