2010年6月30日水曜日

クリントン・グローバル・イニシアティブ

大統領を引退して4年後に、クリントン氏は政府、民間、非営利セクターのリーダーを一同に集め、地球上の問題に対する解決策を話し合い、行動に移すフォーラムとして「クリントン・グローバル・イニシアティブ(CGI)」を立ち上げた。

色々なご縁があり、今年の9月のCGIに招待してもらうことになった。とはいえ、別にスピーチをするわけでは全くなく、単に他の人の話を聞く参加者の一人だが、、。

この会議の時期は、実は国連総会と同じ時期に行われている。国連総会に参加する多くの国家元首もCGIに参加するため、上手くその期を使っているのだ。去年は私はNYおり、始めて国連総会が行われるNYを経験したが、住民にとっては結構迷惑そう。というのも、保安上、総会中には大通りの多くが閉鎖され、ひどい交通渋滞が起こるからだ。

これを機に、アメリカの財団を回ったり、大学でコペルニクの紹介をしたり、ファンドレイジング・イベントをしたり、友人にあったりと色々と計画をしている。

2010年6月29日火曜日

今日のランチ

アドバイザーの一人、エドワードが今日家まで来ていたので、パダン料理を近所で買ってきた。

毎日食べるのはよくなさそうだが、たまに食べるといい。

2010年6月28日月曜日

スタンフォード大学チーム

英語版ブログに、コペルニク・マーケティング戦略立案そ支援してくれた、スタンフォード大学院の学生からの記事がアップした。

ご参照ください!

http://bit.ly/cdeT6Y

2010年6月26日土曜日

Watercone 海水から飲み水を作る

京都のInnoplexさんに教えてもらったWatercone。海水から飲み水を作る器具。

海水を熱で蒸発させ、その水を上手くすくってためるというシンプルな技術。一日に1.5リットルまでの飲み水が採れるという。

下のビデオでどうやって使うかが簡単に分かります。早速コンタクトしてみよう、、。



インドネシアでの必需品

今朝は近所のオーガニックマーケットまで行ってきた。

新鮮な野菜などを購入すると同時に、必需品の薬草から出来ている虫よけスプレーを購入。

外に机を出して仕事をしているだけに、毎日付けている。まあそれでもかなり蚊にかまれるが、、、。

2010年6月24日木曜日

新しいテクノロジー追加! Tulip Siphon Water Filter

しばらく話会った結果、コペルニクに新しいテクノロジーが追加させることになった。

このテクノロジーは水の浄化装置で、Tulip Siphon Water Filterという名前。

セラミックを使って水を浄化し、重力で水がチューブを伝って容器に流れるようになっている。

東ティモールのテクノロジーフェアではかなり注目を浴びた技術だ。

来週中にはグローバルサイトにアップされる予定。

2010年6月22日火曜日

インドネシア テクノロジーフェア!

インドネシアの貧困地区と言われる東部で活動をするBAKTIという団体がある。ここは、東インドネシアにおける開発問題や開発問題解決法などの知識を効果的に普及させることをミッションとする団体。私が国連インドネシア勤務時代に少し仕事で関わったことがある。

今日は、ランチを兼ねてそこのスタッフ、ミラと会っていた。コペルニクの活動をウェブ上で知り、彼女の方からコンタクトしてくれたのだ。

話した内容は多岐にわたるが、その一つが今年の9月にインドネシア東部マルク州で予定しているイベントがあるのだが、ここでテクノロジー・フェアーを出来ないかという案。我々の東ティモールでのフェアに興味を持ってくれていたのだ。効果的な開発アプローチの知識を普及させるBAKTIとしては、コペルニクの扱う適正技術の多くが、ストライクゾーンにはまったようだ。我々も是非ということで、開催に向けて詳細を話会うことを合意。

また、この団体、多くのNGOとパートナーシップを組んでおり、東部NGOのデューデリジェンスも無償で引き受けてくれるとのこと。非常に助かる。

まずは、7月にマルク州での活動を見に行こうということになり、また楽しみな出張が増えた。

2010年6月21日月曜日

コペルニクアソシエートのNeoさん

英語版のブログでは、既にシエラレオネにいるジル中国にいるハイダの紹介をしましたが、今回は、コペルニクアソシエートとして日本での活動を支援していただいている諸橋(NEO)さんの紹介です。


皆さん、こんにちは。コペルニクジャパンチームの諸橋峰雄です。
「テクノロジーで世界をつなぐ」 ― これは今の私が持つテーマの一つです。

私 はPRTMマネジメント・コンサルタンツという会社で経営コンサルタントをしております。ハイテクや製薬企業などの顧客に対して戦略立案、業務改革、実行 支援をしています。オペレーション戦略や研究開発マネジメントなどの機能分野が専門領域です。また、兼務でビジネス・ブレークスルー大学経営学において准 教授をしており、学部生を対象に「アルゴリズム論」の授業を担当しています。


コ ペルニクにはこの春からプロボノ活動として携わり、アソシエイトとしてジャパンチームのサポートをしています。PRや管理業務などチーム活動全般に携わっ てはいますが、特に個人的に興味があるのは国内でのパートナー戦略です。スポンサーの枠を超えた協業モデルを模索したいと考えています。

コ ペルニクの存在は、現在MITのD-Labで義足の研究をしている遠藤謙さんを通じて知りました。遠藤さんとは、以前働いていた研究プロジェクト(バイオ 系やPINOというヒューマノイド型ロボットの研究などをしていたプロジェクトで、このロボットは宇多田ヒカルのプロモーションビデオでも使われていま す)で一緒でした。今年になって彼の話を聞く機会がありそこでコペルニクを知るに至りました。

2年ほどまえにRoom To Read (http://www.roomtoread.org) の代表ジョン・ウッド氏の著書を読むことがあり、ソーシャルビジネスなるものに大変な感動を覚えました。以来、何か関われる活動はないか探してきました。 自分の知識(電気工学、コンピュータサイエンス、システム生物学)をいかす上で「テクノロジー」は一つのキーワードだっただけに、コペルニクの存在はまさ に私の思いをアクションに結びつけられる場として最高の組織だと直感しました。ジャパンチームはまだ発足したての小さなグループです。皆さんの中でサポー ターを一緒にしていただける方がいらしたら大歓迎です。ぜひ皆さんで日本にコペルニクに対する共感の輪を広げていきましょう。

コペルニク アソシエイト
諸橋峰雄 博士(工学)

2010年6月20日日曜日

実り多い日本出張

日本滞在中は、バタバタとしており、かなりブログのアップデートを怠っている。今成田空港で、今晩インドネシアに到着予定。

今回は、コペルニク日本チーム・デザインチームと会ったり、様々な会社の方々とあったり、イベントでコペルニクを紹介したり(写真は日本の事業に関して提携をしているミュージックセキュリティーズのイベントで)と、1週間の滞在だったが、かなり濃い出張となった。

今回のご縁から出てくるプロジェクト(いっぱいあります)を今後アップデートしていきます。

2010年6月13日日曜日

Masawa - Kicking Poverty in the Apps

友人の紹介でMasawaという団体の取り組みを知った。途上国向け携帯コンテンツの共有を図るプラットフォーム。ウェブも構築中のようなので、詳しい仕組みは分からないが、このビデオ(↓)が概要を紹介している。

キャッチ・コピーのKicking poverty in the appsには思わずくすっと笑ってしまった。


2010年6月9日水曜日

ケニア

ケニアで女性グループに太陽ランプを適正価格で販売するプロジェクトのインプリメンテーションが始まっている。

昨日は、プロジェクト実行団体のSISARIの代表者アグネッタさんと電話で話した。SISARIはケニア西部の地域で、女性・子供を対象に、マイクロファイナンス、代替エネルギー、所得向上などの支援をしている団体。

プロジェクトの進捗状況を聞くとともに、Rapid Impact Assessmentの人員を送ることについて話し合った。M&Eのバックグラウンドを持ち、是非このプロジェクトのRapid Impact Assessmentをやりたいという人がナイロビにおり、西部までのロジなどについても話し合った。

少しずつだが、コペルニク、前進している。

2010年6月7日月曜日

日本とのつながり

今日、(元)IDEのミャンマー事務所の代表と話した。元とつけたのは、この組織、IDEから独立してより低価格の農耕プロダクトを作る組織になったから。彼らのフォーカスは農耕用のポンプ。現地の工場を立ち上げて、現地生産できる体制を整え、マーケティングをし、かつ現地で売るというモデル。

今日学んだのは、農業用のポンプにも色々種類があり、生産行程の複雑さも色々ということ。そして、思わぬところから日本との接点を聞いた。

彼によれば、KickStartは非常に洗練されたポンプを作っており、アフリカの工場では思ったようにいい質のものが作れずに、結局日本の工場で作ったというのだ。

おお、日本!! 

今でもそうしているのかは分からないが、日本の技術力を再確認。

でもどの工場だろうか?ご存じの方がいたら教えてください。

2010年6月6日日曜日

1日の始まり

最近の1日の始まりは、太陽ランプを充電することから始まる。太陽パネルの角度や曇り具合により、充電の度合いがかなり変わるので、なかなか微妙な調整が必要。

卓上型の2つは夜寝る時にキンドルを読む時に使うもの。その他は夜ご飯を食べたり、少し外に出る時に足元を照らすのに使える。

2010年6月5日土曜日

インドネシアの発明家


昨日、レメルソン財団のインドネシア事務所の人とランチをした。彼は、2人の友人で「発明家」のアグンとマデを招待。興味深々でランチの場所まで向かった。

マデはHIV/AIDSの予防を大学で教えながら、農業の生産性向上に従事している人。インドネシアに適した農耕技術や、簡単に作れるツールなどの話をしてくれた。

もう一人のアグンは、マッド・サイエンティスト的な飛んでいる人。本業は建築家だが、代替エネルギーの効率的利用に奔走している。例えば、これ(↑)。

これは、ガソリンと、太陽光充電バッテリー、そして電気で走るバイク。実際に目の前で電気をつかって走ってくれた。電気を使った場合前輪駆動になっている。全く音がしない。

中古のパーツを組み合わせて、普通のガソリンバイクを500ドルで改造しているが、今後は改造パーツをセットで売り出そうと考えているという。

完全に石油に変わるエネルギーが普及するまでは、こういった解決しかないと語るアグンの印象に残っているのが、このコメント。「皆、直近のエネルギーの問題に対して、大きな解決法を考えているうちに石油が燃やされどんどんと時間が経っている。今すぐに簡単に出来ることを始めるべきだ。」

最貧の人々に向けたソリューションではないが、スクーターがいきわたっている中所得国の人々には向いているのかも知れない。

2010年6月3日木曜日

トライアル & エラーと柔軟な発想

先週やっと近くにジムを見つけて、運動を再開した。

今日走りながら観たのがこれ。マシュマロチャレンジという、スパゲッティとマシュマロなどを使って、安定した高い構造を作るというチャレンジ。会社社長のトレーニングや、様々なワークショップで、チームダイナミックを分析し、体験してもらうためにやっているという。

経験的にMBAの生徒は、正しい解を頭で考えすぎて、結局構造が出来ないという。対照的に、幼稚園の子供たちは、とにかくやってみて、プロトタイプを作り、それをもとに何度もトライアル・エラーを繰り返して改良を重ね、最終的にいい結果を出すらしい。

スタートアップもそうなのだろうと感じながら見ていた次第。