さて、このストーブが既にプロジェクト実施地域である中央ジャワに到着している。パートナー団体であるPundenは、既に78人の女性からなる3つのCooperativeを組成した。このCooperativeを通じて、ストーブを普及させる計画だ。Pundenはこのストーブをコペルニクを通じて知った直後にテクロノジーに共感し、プロポーザルを提出した。
11月28日には、発明者であるNur Huda教授が直接使い方を講習。集まった女性は興味深々で、多くの質問が飛び交った。
ストーブの使い方を説明するHuda教授
実際に廃材のバイオマスを燃やしている
このストーブは、トウモロコシの芯などのゴミとして捨てられている廃材を使って火を起こすことが出来る。インドネシアでは政府によって薪からLPガスへの転換が試みられたが、ガス爆発が多発し、結果として、皆が旧式の石と薪を使っての調理に戻っているのだ。このストーブは、LPガス並みの火を起こせ、薪への支出を減らし、ガス爆発の恐れも無く、かつ煙が非常に少ないという多くの利点がある。
実際に使われたトウモロコシの芯
さて、この団体のいいところは、持続性を非常に重要視し、売上の代金を、Cooperativeの資金として、継続的に女性グループが活用できる仕組みを作りだしたというところ。
0 件のコメント:
コメントを投稿