2009年8月31日月曜日

ノンプロフィットとフォープロフィット

今日途上国向けのDIYメガネを発明したO大の教授と話した。彼は大学で教鞭をとる一方メガネを製造し途上国に普及させる事業を行っている。大学との関連もあるので、彼の組織はノンプロフィット。

Kopernikのビジネスモデルで、大きな収入のを見込んでいるのが、技術・プロダクト所有者からのフィーだが(楽天への出店料のようなもの)、ノンプロフィットを相手にする場合、フォープロフィットの会社とアプローチを変えなければいけないことを痛感。ノンプロフィットは大概、利益が出ないビジネスモデルになっており、今でも採算がとれるか取れないかなので、さらにフィーをとられると存在が危うくなる。

この二つの組織の根本の違いは大きいようだ。

インスピレーション

先週より、本格的にソーシャルベンチャーの地盤固めを始めた。最初のミーティングは、竹自転車を作っているアイビーリーグのC大学教授。現在ガーナで800台を製造しているという。国連のミレニアムビレッジプロジェクトとも協力している。アイデアを話したところ、いい考えだと同意を貰い、少しうれしい。

さて、今週から2週間、本業の休暇を取っている。もともとはキューバにでも行ってラテンの生活をしてこようかとも思ったが、最近起業のことしか考えられないので、NYにのこって起業の作業をすることに決定。

今朝は中国で太陽熱ランプを作っているBarefootと電話で話す。オーストラリア人の起業家で、ネパールでのボランティアの経験からアイデアをを思いつき、数年前に起業したという。Ewaもオーストラリア国籍だと話すとかなり打ち解けて、苦労話や色々なアドバイスから、ファンドレイジングなどにまたがって一時間以上話した。

今日の午後は、イギリスのO大で自分で強度を調節できるメガネを作っている教授と話す。彼のパートナーは、元アメリカ海軍の出身で、人道援助の担当をしていた時にこのメガネを開発したという。

こういった人達と話すと非常にインスピレーションを貰う。

2009年8月30日日曜日

Kopernik 名前の由来

新しいソーシャルベンチャーのアイデアが固まってきた時、やはり気になったのが名前。色々考えた挙句、Kopernikに決定。

これは、ある晩、パートナーと散歩中にビジネスモデルを話していた時に、彼女はある新しいプロセスを思いついた。「それはコペルニクス的転回!」と自分で言ったあとに、「コペルニクス」という名前もいいのではと思った経緯。

ニコラス・コペルニクスとはご存じのように、15-16世紀に活躍したポーランド出身の天文学者で、当時信じられていた天動説を疑い、地動説を唱えた人。私のパートナーがポーランド人ということもあり、ポーランドの綴りでKopernikとした。

名前を決めたのはいいが、調べてみると、同じニューヨークにKopernikという天体観測所があることが判明。最近雇ったNYの弁護士に言わせると、全く活動分野が違うので登録の際の問題はないだろうとのこと。来週には判明する、、、。

2009年8月29日土曜日

Let's get started

ここ2年ほどより効果的な開発援助の仕組みについていろいろと考えているが、最近うまくいきそうなモデルにたどり着いた。30人ほどの友人達とアイデアを共有してみたが、反応は悪くない。仕事の後、週末の時間を使って具体的に実現するために色々動いてみている。昨日は同僚でNPOを2年前に立ち上げたPとコーヒーを飲んだ。彼も仕事の後の時間とインターンなどを使って、徐々に活動を広げている。色々なネットワークを紹介してもらい、満足。また追ってアップデートをしたい。

2009年8月28日金曜日

kopernik

新しいブログをスタートする。

国際開発援助の分野で8年以上働いてきた。アジア、アフリカそして今はニューヨークで開発援助に関わる中で現在の開発援助の仕組みの強みと弱みが見えてきたように感じる。

よろしくおねがいします。