2010年4月6日火曜日

4月のプロジェクト 東ティモールの女性と水の運搬

数日前より、Ewaの両親がオーストラリアから来て、家ではポーランド語が飛び交っている。今日はニューヨークのポーランド人街、Green Pointまで行くらしい。おいしいポーランドのソーセージ屋(本当にうまい)や、ポーランド語の本屋があり、Ewaの両親は非常に楽しみにしている。

さて、3月のプロジェクトが無事ファンドを集め、これからナイジェリアでインプリメンテーションに入る。支援していただいた皆様本当にありがとうございました。

というわけで、4月のプロジェクトは、東ティモールで、女性が水を運ぶ負担を軽くする目的のプロジェクト。東ティモールは、私もEwaも最初に開発フィールドワークに触れた場所で、非常に思い入れがある(↑よくジョギングをしていたディリの丘の上にあるキリスト像)


必要な技術とその数:

30 Q Drums

提案書実現に必要な資金:

$4,990

解決すべき問題:

東ティモールでは、人口の半分がきれいな水へのアクセスがない。多くの家庭は水源から遠くに住み、主に女性が多くて一日6度、水を運んでいる。現在は、約5リットルを、灯油ケースのような容器に入れて運んでおり、肉体的、時間的な重荷となっている。

この問題を技術によってどう解決できるのか?

Qドラムを東ティモールにパイロット的に導入し、女性たちに現在使っている水の容器との違いを実感してもらう。実施機関であるNGOセントロ・フェトは、ティモールの住民たちがこの技術に対していくらの対価を払う用意があるのかも検証する。このパイロットの結果に応じて、セントロ・フェトが100個のQドラムを普及させる提案書を提出する予定で、その時には適当な対価で住民に売り、その利益をNGOの活動資金に充てる。

(英語)提案書はこちらから見れます:

Q drum for the women of Oecusse (pdf)

logo-qdrum

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