2010年4月13日火曜日

オンライン・ギビング・マーケットプレースのパイオニアと出会う

DCに来ているということもあり、コペルニクのモデルにインスピレーションを与えてくれたNPOGlobalgivingを訪ねた。世界銀行のDevelopment Marketplaceを開始した二人によって、スピン・オフのような形で2002年に立ちあがった団体。Kiva2005/6年に開始したことを考えても、まさにこの分野のパイオニアと言える。

今日会ったのは、Co-founderCEODennis Whittleさん。世界銀行という大きな官僚組織の中で、前代未聞のイノベーションの仕組みを作り、その意義と手応えをもとに「起業」された方。

デニスさんは、開発業界でのイノベーションを興すために我々がコペルニクを始めたということを他の人からも聞いて(この世界は非常に狭いのです)、自身の経験に重ね合わせて色々な苦労話、アドバイスをしてくれた。 例えば:

  • 立ち上げ当初、資金調達の仕方が分からず苦労した。個人の寄付だけでやりたかったが、企業とのパートナーシップが肝だと気付いた。
  • このモデルでの顧客はドナー。売っているモノは開発プロジェクト。NGOはサプライヤー。ということに気付いたのが2-3年たったころ。
  • イベントでのスピーチ機会は大事。どこで誰が聞いているか分からない。最初の大口契約はCo-founderのスピーチがきっかけ。
  • アグレッシブにネットワーキングをすること。遠慮してはだめ。個人的なつながりが結局モノを言う。

などなど、これ以外にも本当に多くのアドバイスをいただいた。モデル的に、非常に共通点が多いので、すべてのアドバイスがしっくりとくる。

さらに励ましの言葉ももらい、エネルギーが最チャージされた。ありがとうございます!

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