2010年2月8日月曜日

International Development Design Summit

International Development Design Summitなる催しが、7月にコロラド州で行われる。これはMITのD-Labの創始者、Amy Smithさんが主催しているもので、様々なBoPデザインに関わる人達を一同に集め、共同で様々な作業をするというもの。去年はガーナで行われ、色々な面白いローテクBoP製品が出来あがっている。

例えばこれ(↓)。アフリカで主食となっているキャサバというお芋の一種があるが(私もシエラレオネにいる時によく食べてました)、これを原料にガリというお団子のようなものを作る国が多い。普通は、このお芋の皮をむくのに2時間かかるらしい。


そこで作ったのが、それ皮むきの時間を飛躍的に短くする器具。自転車のペダルのようなものを回して、一度に何本ものキャサバの皮むきが出来る。


さて、このような取り組みは発展途上国の社会・経済的な効率性を上げることに貢献するが、1つや2つの器具を作っていただけではインパクトが出ない。というわけで、今年のサミットのテーマはDissemination(技術の浸透とでも訳せばいいのか)。 まさにこれはKopernikの土俵ということで、是非参加してみたい。

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