エクソンは、地元のコミュニティーに対して、年間2億円以上の支援をしている。活動内容を聞くと、援助機関顔負けで、地方政府の計画立案、教育、保健、雇用創出。
マイクロ・ファイナンス機関も訪ねた。主な融資先は農民。肥料や農耕機械を購入するためにローンが使われているという。
この前に訪ねたのは、シャリアと呼ばれるイスラム教に基づいたマイクロファイナンス機関だったが、ここは、そうでない「普通の」マイクロ・ファイナンス機関。よって、利子も取れる。
農村部で、家庭訪問をさせてもらったが、コントラストがすごい。I-phoneやスクーターを購入することが出来ても、台所は、未だに古いかまどを使っている。竹を使って火を起こしている。最貧国と同じ用に、屋根は煤で真っ黒。このような、旧式のかまどをより燃料効率の良いLPガスに転換するという政府の方針だったが、LPガスの爆発事故などが多発し、多くの人々が、このかまど使用に戻ってしまっている聞いた。
助産婦のクリニックを訪ねた。一人で、1,000人の村を担当している。1カ月にここを使って生まれる赤ちゃんは4人ほどだそう。
ボジョネゴロは、東ジャワでは5番目に貧しい地域とはいえ、発展の度合いがかなり高い。我々の扱うテクロノジーは、殆どが最貧国の最貧地域で役に立つような物が多いので、この地域で、何が出来るかはじっくり考える必要がある。とはいえ、地元NGOとの話しあいの中から、既に5つほどのアイデアが浮かんでいる。
ボジョネゴロは、東ジャワの中心、スラバヤから車で3時間。帰りによった、道路沿いのレストランで、ソト・アヤム(チキン・スープ)を食べた。これは、すごくうまかった。
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