2011年10月20日木曜日

慶応大学での講演

コペルニク日本支部事務局の原田です。

104日、慶応義塾大学にて井上英之(政策・メディア研究科)准教授の担当講義「社会起業とイノベーション」に代表の中村がゲスト参加しました。

「社会起業とイノベーション」は、社会起業の先行事例から、そのマネージメントやイノベーション性をディスカッションによって抽出する形式の講義。参加学生は、個々に設定したミッションを基に「My project」を事業化しており、社会課題の解決という文脈においてコペルニクのあり方を話し合えました。

学生のうち何人かは既に起業しているとか。

中村自身の経歴やコペルニクの事業説明を講演している際も、学生は非常に前のめりな姿勢で、積極的な質問が多く寄せられました。学生一人一人がプロジェクトを持っているためか、質問は机上の空論ではなく、実用性を伴っているという実感。

セッションでは、今後日本でより広い寄付市場を作るにはどのような手段があるか、日本の技術を途上国支援事業に繋げるアイディアの二点について議論を行いました。

前者に関しては、寄付者がテクノロジーを使うシーンを設定することや、寄付のポートフォリオを組むためのプラットフォームを整備するといった意見が挙げられ、寄付者に対していかにインセンティブを与えるかという点に焦点が集まりました。

後者に関して議論の中心は、いかにして日本の技術者の肌感覚を養うかという点。技術者を現地に連れて行くスタディーツアーの実施することで、現地のニーズを把握し易くなるという意見が挙げられました。技術者が現地のニーズを的確に把握することで、日本が有する技術をニーズにマッチした形で提供できるという結論に。

講義全体を通して感じたのが、学生のバックグラウンド知識が豊富であること。例えばIntellectual ventures(ビジネスプランコンテストを一般公募で行う米国企業)の話が、日本の既成の技術をどうビジネスモデルに組み込むかという議論内で出てきましたが、関連知識が多いと問題に対するアプローチの幅が広がりますね。

フィリピンから英語を輸出するビジネスを立ち上げた学生や、途上国で観光客をターゲットとしたお土産を生産、販売するモデルを導入しようとしている学生もいれば、将又アマルティア・センに影響され自分自身の生き方が最大の関心事であるといった学生もいて活気溢れる講義でした。私達も大変刺激を受けさせて頂きました。

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