プロジェクトの地域は、農地が広がり、当然、ターゲットとなる家庭はほとんどが農家。6時半集合で、朝一で村を訪ねる。
インドネシアでは電化率が比較的高いとはいえ、この村では、電気がまだ「正式」には通っておらず、住民たちは、竹の電柱を作り、隣の村から電気を引っ張ってきている。
まず訪ねたのは、数ある女性グループのリーダー。この女性グループは、FARABIが組成したグループで、浄水器と調理用ストーブを販売している。今回訪ねた女性は、トップセールスレディーで、既に多くの数をさばいている。追加の在庫を運びにいった。
次に訪ねた家庭は、小さなカフェを経営している。甘いコーヒーを出してもらい、その日3杯目のコーヒーをすする。
さて、カフェの裏の台所で、実際に浄水器を使っている様子を見せてくれた。使い始めて間もないが、既にフィルターがこんなに汚れていた。一緒に掃除をすることに。
FARABIのスタッフが丁寧に洗い方を指導する。
この浄水器の使い道の一つは、氷をつくること。以前は水道水から直接氷を作っていたというが、黄ばんだ氷だったという。浄水器を使い始めてから、透明の氷が出来るようになったとのこと。
こんな感じでビニール袋からチュウチュウ飲む。
こういう粉を水に混ぜて、氷を加えているのだ。一袋500ルピア(約5円)。このあたりの水の質は、非常に悪く、以前ラボで調査してもらった時には、多くのバクテリアが確認された。この水でそのまま子供向けの氷を作っていたとは恐ろしい、、。
大人には、エネルギードリンクが人気。
浄水器が、予想以上に人気があり、商業ベースでの展開が可能になりそうだ。コペルニクのエクジットプロセスとして、非常にいいケースになる予感がする。
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