2月2日より1週間、東ティモールに滞在。今回の目的は、東ティモールでのプロジェクトの進捗をチェックし、現地パートナーとのいくつかの取り決めを見直し、そして新しくフェローとなったサリーと会うこと。
さらに、この視察の時期にちょうど、NHKのクルーと東ティモール駐在時代に知り合った朝日新聞の方がコペルニク取材のため同行。さらに、コペルニク・ドナーであるウィンローダーの元社員も合流するという、大きなミッションとなった。
東ティモールでは、ソーラーランタン、調理用ストーブ・炭づくり、、浄水器、Qドラム、トウモロコシ剥き器、など非常に多くのテクノロジーを普及させている。
飛行機でディリに到着直後、ユニセフに向かい、以前よりお世話になっている久木田所長を訪問し、その後ディナーも御一緒させていただいた。次の日は、エルメラ県への視察。この視察は、コペルニクチームの一員、ガビーが同行してくれた。
エルメラ県では、自動車でクリニックの無い地域を定期的に回る、モーバイル診療所で働く助産婦にソーラーランプを届けるプロジェクトを見に行った。雨季でかなり悪化した道を車でひたすら走る。途中で、ご飯休憩もはさみ、3時間半後に到着。
エルメラまでの道のり
助産婦は、現在まで、灯油ランプ、もしくは電電池を使う懐中電灯を使って明かりをともしていた。出産や、夜の往診などが主な使用時。
診療所で夜に使われていた灯油ランプ
懐中電灯には、2ドルの乾電池を使い、年間で10-12ドル程の支出をしている。さらに、話をした助産婦のマリアは2時間かけて、このモバイル診療所に歩いてくるのだ。ソーラーランタンに変換した後、LEDの明かりで、明かりが強くなったのと、電池への支出が無くなったという。
診察をするアイダ医師
助産婦マリア
助産婦マリアと患者親子
次回はオクシ県での視察をレポートする。
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