2010年5月30日日曜日
川下(Down Stream)の開発援助について
2010年5月28日金曜日
ジェフリーサックス氏の本"Common Wealth"を再読
Even when sustainable technologies have been discovered and developed, market forces alone may not guarantee their widespread adoption. We often need special incentives, in addition to market forces, to spur the adoption of sustainable technologies.
The central solution to ending extreme poverty is to empower the poor with improved technology... [but] the central problem is that the extreme poor are unable to purchase those very technologies on their own. ... The trap can be broken if public financing provides the poor with the technologies that they need but cannot afford. The technology raises their productivity; this increases their income, allows for savings and investment, and thus breaks the trap.
さらに言うと、彼が要するに↑で言っている市場の失敗を、(国連機関などの大規模な支援を得て)途上国政府が介入して解決しようとしても、今度は政府の失敗が障害になるのだ。
まさにここにコペルニクがやっていることの意義があると思っている。
2010年5月27日木曜日
2010年5月26日水曜日
大学と国際機関のコラボ Design for Unicef-NYU
2010年5月24日月曜日
赤ちゃんの呼吸障害を解決する InfantAir
2010年5月23日日曜日
N Computing in Timor-Leste
2010年5月22日土曜日
ナイジェリアプロジェクトのRapid Assessment
2010年5月21日金曜日
東ティモール報告
第一日目 (5月13日)
午後1時過ぎにメルパティ航空の飛行機でディリに到着。デンパサールから約2時間弱。飛行機の中では、何人かの見慣れた顔を見かけた。
以前は国連のLaissez-passerというパスポートでビザなしで入国出来たが、今回からは列に並んでvisa on arrivalを取得。エバの知り合いダイアナが来るまで迎えに来てくれていた。空港からは、今回泊まる家まで直行。空港からディリまでの道中で、信号を見かけ、2004年から時間がたったことを感じる。
今回泊まっているのは、このダイアナの知り合いのイタリア人夫婦の家。彼らはちょうど休暇中で、殆ど無料で泊まらせてもらっている。
今回のテクノロジー・フェアーは、政府のアドバイザーをしているエバさん(同じ名前)が東ティモール側から調整をしてくれている。フェア自体が15日からなので、今日と明日、色々なミーティングをセットアップしてくれていた。
最初のミーティングは、財務副大臣。招待したD-LightのPresident、NTさんと出席。D-Lightを含めた、Kopernikの取扱テクノロジーの説明を30分ほどでプレゼン。副大臣は、税関のスタッフなどを集めてくれ、こういったプロダクトをチェックする人達のawareness raisingを助けてくれた。
その後、Haburasという東ティモールの環境NGOを訪ねた。ここは、一緒に展示会のブースをシェアする機関で、コーヒーの殻や捨てられた紙などを使って燃料を作るプロジェクトを行っている。
その後、エバさんがオーストラリア人の医師などもよんで彼女の家でディナーに招待してくれた。
第2日目 (5月14日)
この国はこんなに暑かったか。
さて、2日目の最初のミーティングは東ティモールのマイクロファイナンス機関と。ここは3つあるMFIの中で一番小さいところだが、最近インドのMFIからアドバイザーが到着し、だんだんと成長しているところ。いくつかのアイデアを話、興味を持ってもらう。20日に再び会うことにした。その後、フェアの場所をチェックしに行く。かなり大きなフィールドを使ってのフェアで、東ティモールの独立記念日のイベントの一環。場所を確認して、テーブルなどのセッティングをチェック。
その後、D-LightのNTと東ティモールでD-Lightの代理店探しを手伝った。その内の一人は、ディリにいくつか店を持ち、地方でも農業器具などを農民に売っているティモール人のビジネスマンR氏。結局R氏が、お試し期間を決めてD-Lightの販売を行うことになった。
第3日目 5月15日
フェアー1日目。午後5時からの開始。この日、独立記念日のイベントが同時に始まり、政府代表や各国の大使がデモクラシー・フィールドまで来ていた。
フェアーが始まって少しすると、多くの人が我々のブースに集まってきた。東ティモールの大統領ラモスホルタ氏も5分ほど寄ってくれ、我々のテクノロジーを紹介できた。
この日の晩は、国連フォーラムでご一緒させていただいているユニセフの代表のJKさんがディナーに招待してくれたので、エバを残してディナーに参加。去年講師を務めた広島平和人材構築プログラムで会ったMMさんや国連開発計画のJPO、日本大使館の方などと、楽しい時間を過ごした。
第4-6日目 (16-19日)
順調に人がフェアに集まっている。フェアの前にミーティングをいくつかこなす。多くの古い友人がまだ東ティモールにおり、ランチやディナーを一緒にした。また、地元のフィッシュ・マーケットや野菜マーケットの視察に行ったり、代替エネルギープロジェクトを行っているいくつかの団体と意見交換を行った。
国連ラジオにインタビューもされ、今週末に全国で放送される予定だ。
第7日目 (20日)
今日は、独立回復記念日。殆どの店が閉まり、皆がラジオで流れる独立記念イベントの様子を熱心に聞いている。フェアには、休日ということもあり、いつもより多くの人が集まった。
2010年5月19日水曜日
東ティモール テクノロジーフェア 速報
2010年5月16日日曜日
「ナイジェリアの農村部の学生たちに明かりを」プロジェクト視察報告
御無沙汰です。今、東ティモールの首都ディリにて、テクノロジーフェアを行っております。インターネットへの接続が限られており、ブログの更新やメールの返信がかなり遅れて申し訳ありません。
さて、ナイジェリアの成績優秀な学生へのアワードとして、ソーラーランタンを授与する「3月のプロジェクト」が無事ファンドされ、プロジェクトが始まりました。その開会式(?)を視察に行ってくれた森田結花さんが以下に簡単な報告を書いてくれました。
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この度、Kopernikのプロジェクトに参加させていただきました森田と申します。
ナイジェリアのOndo州Igbotakoという村に住む学生150人に、ソーラーライトを配るプロジェクトの現地視察をさせていただきました。
この学生の方々は、家に電気が無く、ケロシンを用いたライトのほのかな明かりを頼りに生活をしていました。ケロシンは身体に非常に毒性が強く、その煙で死に至ることもあるほどです。
このプロジェクトにより身体に無害かつ太陽光で充電できるライトが配られ、学生の皆さんは本当に心から嬉しそうに大騒ぎをしていました。学生からは、「このライトでもっと勉強したい。たくさん勉強して家族を支えたい。とても嬉しい。」という声、現地NGOからは「非常に助かる。より多くの人々の力になれるよう、Kopernikのような活動が増えてほしい。」という声を聞いてきました。
また、このプロジェクト内容はナイジェリア全土でのテレビニュースでも取り上げられました。
2010年5月11日火曜日
コペルニクのアニメーションが出来ました!
インターネット接続への道
2010年5月9日日曜日
モハメッド・ユヌス氏のCreating a World Without Povertyを読む
- 利益ではなく、社会インパクトで成功を図る
- 株主への配当がなく、利益をすべて事業拡大に再投資する
- (場合によって)貧困層が株主となる