2011年6月11日土曜日

デルタ・スタジオ



日本への出張中、友人の渡辺健介さんが立ち上げたデルタスタジオで、そこの生徒さんたちにコペルニクを紹介する機会をいただいた。

いつも大人相手だったので、20人くらい?の子供たちの前で、わかりやすくコペルニクの説明をするために、言葉を選びながら話した。

その時の様子をデルタ・スタジオのブログで紹介してくれています。貴重な機会、ありがとうございました!

彼の本もよろしく!


  

2011年6月10日金曜日

See-D Innovation Challengeの報告!

こんにちは。See-D実行委員会の陸です。


新緑深まる5月22日、See-D第2部の集大成にあたる審査発表会が六本木の政策研究大学院大学で行われました。(当日の審査会の様子をまとめたRTV映像はこちら写真集はこちら


コペルニクが扱っているようなラストマイルのテクノロジーを日本発でも生み出そうと立ち上がったSee-D。第1部では、約50名のエンジニア、デザイナー等様々なバックグラウンドを持つ参加者が、5回のワークショップと東ティモールへのフィールド調査を通じて、途上国のラストマイルに潜む課題・ニーズを発掘し、その解決につながるプロダクトのコンセプトを作って参りました。(第一部の様子はこちら


第2部では、プロダクトを普及させる仕組みづくりに焦点を当て、改めて途上国向けのプロダクトアイディアを募集。新規応募も合わせ、計20程度の応募から9チームを選抜が選抜され、途上国向けビジネス/製品普及に詳しいメンターからのアドバイスを受けながら普及プランの作り込みを進めてきました。(メンターの一覧はこちら


3ヶ月余りにわたる作り込みの成果が発表された22日、会場は開始前から熱気に包まれていました。

準備の様子:



午後1時。いよいよ発表開始です!


始め は学生部門の発表。




おかゆーすチームからは折りたたみ式の雨水キャッチャーが発表されました。東ティモールでは水の量と質の両方が課題だった事を踏まえ、安全性の高い雨水利用を促進する提案を出されました。


続く熊本高専からは、スターリングエンジンの原理を応用した自転車の動力で動く冷却装置のアイディアが。魚を長期保存できるようにする事で漁業の活性化を狙ってのアイディアでした。


最後のSANHIROチームからはトウモロコシの芯を使ったえんぴつを作る提案が出されました。トウモロコシからはデッサンに向いたえんぴつができるようで、これをきっかけに東ティモールの子供達に絵を描く楽しさを伝えたいとのこと。




協力団体からのコメントを経て熱気が高まったところで、次はいよいよ社会人部門の発表。計6チームが発表しました。


ものづくりで世界を明るくすることを目的に立ち上げられた団体Sunny Side Garageは水・穀物を運搬できるCycleを発表しました。東ティモールで子供達がプラスチックボトルを使って水を運ぶ様、またQ Drumから着想を得て、ペットボトルを束ねて水や穀物を入れ、ころころ転がして運べる装置を発案。ペットボトルのリサイクル、日本で得た広告収入を東ティモールでの運営費に回すビジネスサイクル、穀物の運搬によって生まれる収入サイクルと、様々なサイクルを生み出す事を提案しました。




水の次は発電です。エンジニア、デザイナー、ビジネスの多彩な専門性を持つメンバー10人から構成された漢塾(おとこじゅく)。東ティモールでキックボードを使って遊ぶ子供達の姿と携帯電話の充電や電灯に対する強いニーズをヒントに、様々な動力源に取り付けて発電できるLink Wattユニットを開発しました。回転軸の取り付けパーツ(LinkAppli)と発電ユニット(LinkWattを別々に開発し、LinkAppliの製作と最終組み立ては地元に委ねる事で、発電の課題解決と地元の雇用創出を両立させたアイディアでした。




続いて、プロダクトデザイナー3名のユニット←size→。途上国での乳幼児死亡率の主な原因の一つとなっている下痢問題を解決するため、下痢の際に飲むORS水を作る際の分量が簡単に図れる計量スプーンを提案されました。ペットボトルのふたの形に取手とくぼみがついたこのスプーン。ペットボトルの蓋として普及できるので、すでにペットボトルが流通している東ティモールでは、飲料メーカーからの協力があればすぐにでも普及しそうです。



休憩を挟んでプレゼンはまだまだ続きます。続くは、120年続く老舗かまぼこメーカー鈴廣から生まれた「魚のいのちを人のいのちへチーム。途上国では多くの子供達が栄養失調に苦しむ一方で、港ではたくさんの魚が使われずに廃棄される事実に着目。かまぼこ作りの技術を応用して魚類ペプチドのたんぱく栄養剤を提案。日本の伝統と途上国のニーズのマッチングが美しい提案でした。


食から保健衛生へ。次の発表はリサーチャー、グラフィック、インターフェース、プロダクトデザイナー及び熱力学、エレキ、メカニカルエンジニアのメンバーで構成される東景チームです。第1部で考案したアイスクリーム製造機のアイディアを元に、冷却機能が最も必要とされるワクチンのコールドチェーン(4に冷やしたままで運搬する必要がある)の課題を解決するクーラーバイクを提案しました。バイクの動力を使う事で電気を使わない冷却装置を実現。ローカル通信装置も取り付けた総合解を提案されていました。


発表会のあとは、いよいよ審査。来場者が別会場にて展示物を見て回る中、審査員の方々は優勝チームを選ぶ議論を重ねていました。チームのバックグラウンドに負けず劣らず審査員の顔ぶれも豊富です。東ティモールから審査員を引き受けてくださったEdward Rees様、Jean Vezina様、Sheilla A.C.R. de Caldas様に加え、国内では、日本初のBOPビジネスベンチャーの第一人者と言える日本ポリグル社会長の小田兼利様、ベンチャーキャピタルのngiグループ代表取締役の金子陽三様、IDEO出身のデザイナーでプロダクト、アート、舞台演出など多岐にわたってご活躍される石黒猛様、デザインエンジニアリングファームtakramの渡邉康太郎様、ソニー株式会社CSR部部長の冨田秀実様、JICA地球ひろば副所長で東ティモールの赴任歴がある山本愛一郎様、そしてSee-Dをキックオフ時から応援くださった政策大学院大学教授の黒川清先生を審査員にお迎えし、審査に臨みました。


各チーム優劣つけがたく、審査も最後まで難航したそうです。そんな審査を経て選ばれたのは、以下の3チームでした!


  • 学生賞(ソニー株式会社提供): SANHIRO
  • JICA賞(JICA提供): SANHIRO
  • See-D優勝賞: 漢塾
  • See-D 最優秀賞: Wanic


See-D賞が授与された2チームはこれからインキュベーションフェーズにあたらう第3部へと進んでいただき、現地でのパイロット、普及の実現に正面から取り組んでいく予定です。


See-D実行委員会はこの第3部のサポートを続けていくとともに、第2回See-D Contestの開催に向けて準備を進めています。日本発で世界を変えるタネを生み出す事を目指すSee-Dの取り組みはこれからも続きます。引き続き皆さん応援してください!

2011年6月8日水曜日

新しいテクノロジーを追加 Tough Stuff



 

ロンドンで、STさんの紹介で会ったテクノロジー会社、Tough Stuff。 数あるソーラーエネルギー会社の中でも、一風変わったテクノロジーを開発している。いろいろなパーツを組み合わせることが出来るのだ。

例えばパネル。パネル自体、薄くて、踏んでも壊れにくい。これを直接LEDライト(↓写真真ん中)に接続もできるし、充電池(↓右)にも接続できる。


この他、ソーラーパネルから直接携帯電話を充電するアダプター(↓左)、ソーラーパネルを直接既製品のラジオにつなげる電池の形をした機器(↓右)など。「ソーラーラジオ」は多くのリクエストを聞くため、これは使えそう。


実際にインドネシアでラジオを買って(パナソニックがこんなラジオを作っている)、、、


ラジオにつなげると、、、ちゃんと音が出た。



最初にこれを使った提案書が来るのはいつだろうか。楽しみだ。

2011年6月6日月曜日

東北より ソーラーライトとパワーフィルムの使用状況アップデート

イギリス、日本での出張を終え、おとといインドネシアに戻ってきた。たまったメールをさばきつつ、スタッフの近況を聞く。

さて、東北でお世話になった元ウインローダーの瀬戸さんより便りが届いた。その中で東北に届けたソーラーライトとパワーフィルムの使用状況を写真つきで以下のレポートしてくれた。ありがとうございました。

場所:宮城県南三陸町石浜避難所(停電地域) 
利用者:避難所の生活者約70世帯 
用途:トイレ内のあかりなど 
コメント:「本当に明るくて助かる」「トイレに行くとき便利」 

場所:宮城県岩沼市寺島地区(停電地域)
利用者:大村さん家族(この地域で唯一自分の家屋に住んでいる)
用途:電池(ラジオや懐中電灯)および携帯電話の充電
コメント:「充電にいつも利用している。とても便利。」
「折りたためるので、逃げるとき、みんなこれを持っていればよかったのに。」
「シガーソケットじゃ無くて、2口のコンセントプラグを繋げられるともっといい。」



2011年5月27日金曜日

イギリス出張

今回の会議は、無事終了。

世界で一番歴史があるというシンクタンク(今日知った)、RUSIが主催。平和維持局の国連事務次長も登場。RUSIは軍事関係のシンクタンクで、制服の人も多く参加していた。コペルニクの話は、かなり場違いな感じを受けながらも、主催者が「保守的な人が多いので、逆に挑発的なプレゼンをしてくれ」とのこと。

クラウド・ファンディング、テクノロジー、ボトムアップなどのキーワードを使ってコペルニクの説明をした。1時間のセッションで、プレゼンを40分して質疑応答という予定だったが、プレゼンが思いのほか30分で終了。その代わり、多くの質問に答えることが出来た。会議の後、多くの人が励ましの声をかけてくれた。

この会議への出席を機に、多くのミーティングを設定した。母校のLSEのキャリア・サービスとフェロー派遣の可能性について話した。

オックスフォード大学のサイド・ビジネス・スクールにあるSkoll Centre for Social Entrepreneurshipの学生にコペルニクを紹介する機会にも恵まれた。ここは、年に一回大きな社会起業に関する会議Skoll World Forumが行われているところでもある。

仕事の後、せっかくなので、オックスフォードの町をぶらりと歩いた。2回目の訪問だが、前回は10年以上前なので、非常に新鮮。その後ロンドンのパディントンまで、電車で一時間かけて戻った。

その他、知人STさんの紹介で、IDETough Stuffを訪れた。両団体ともコペルニクのテクノロジー・プロバイダーへの登録に興味を持ってくれている。

アドバイザリーボードのティムなど、多くの友人・知人にも会え、非常に充実した出張となった。

今晩のフライトで東京に戻る。

2011年5月23日月曜日

ロンドンに到着

昨日の夜、ロンドンに到着。

Canary Wharfに住む、国連時代のドイツ人友人宅にお邪魔している。そこからの景色が素晴らしい。


国連平和維持関連の会議で話すことが主なイベントだが、Technology providerと話したり、母校でコペルニクを紹介したりなど、イベントが盛りだくさん。多くの友人にも会えるので非常に楽しみだ。

今朝は家の周りをジョギングして、LSEに向かう。

2011年5月22日日曜日

TEDxTokyo!

早速ビデオがアップされています。前日まで、プレゼンの内容を微調整してました、、。

なんとか終わってほっとしてます。

2011年5月7日土曜日

株式会社ウインローダー 代表取締役社長 髙嶋 民仁さん 「思いと価値が循環する社会に」

~運送業のフロンティアを切り拓く~

株式会社ウンローダー 代表取締役社長 嶋 民仁 さん

途上国の無電化村で人々の暮らしを照らしてきたソーラーランタンとソーラーイヤー(補聴器)が2011年3月、東日本大震災の被災地を照らす希望の光となった。「困っている人々の暮らしを救う力になりたい」という人々の思いをテクノロジーという形にして途上国や東北へ届けるコペルニクの活動は、実際に運んでくれる人がいて初めて実現する。コペルニクにとっては、まさに二人三脚のパートナーとも言える株式会社ウンローダー。「運送業」の新たな未来を切り拓く高嶋民仁・代表取締役に情熱と信念の源泉を探った。

(インタビュー・文:玉懸 光枝)

西東京の地に根付く運送業

 いわゆるオーナー企業の3代目である。太平洋戦争が終わって間もない頃、オート三輪1台で青梅から都内まで荷物を運ぶことから業を起こした祖父母と先代の父の後を継いで、2年前に3代目社長に就任した。本社は荻窪の青梅街道沿いの5階建てビル。ここが昔、祖父母の家だった頃には、玄関の引き戸を開けて左が居間、右が事務所という間取りだったため、幼い民仁少年は、目の前にあった駄菓子屋さんで買ったお菓子をかじりながら、慌しく事務所を出入りするスタッフたちを眺めることが好きだった。

 大学に入ってからも、「ゆくゆくは会社を継ぐ」という気持ちに揺らぎはなかった嶋さん。しかし、周りの友人たちが就職活動を始める頃になると、すぐにこの会社に入るべきかどうか、初めて迷い始めた。経験を積むという観点から得るものが大きそうな企業を幾つか調べた上で、思い切って父に相談した。それでも、もしその段階で「すぐにうちに来い」と言われたなら、そのまま就職していただろう。だが、父は「それなら外を見て来い」と背中を押してくれた。「将来、経営者になるのなら、数字の勉強ができていろいろな経営者に会えるところがいい」というアドバイスに従い、就職先には銀行を選んだ。

 人に嫌われる仕事?

銀行員になって丸2年が経った頃、ある出会いが待っていた。いろいろな企業の決算書を扱うようになった高嶋さんは、ある時、廃棄物の収集運送業を営む企業を担当することになり、あることに気が付いた。当時、バブルが崩壊したこともあり、運送業はどこも著しい減収に苦しんでいたにもかかわらず、その企業は堅調な売り上げを維持していたのである。「同じ運送業なのになぜ?」と興味をそそられ、その理由を尋ねた嶋さんに、社長は一言、「人の嫌がる仕事は儲かるんですよ」とだけ言い、微笑んだという。もっとも、嶋さんがこの言葉の意味を本当に理解するのは、それから少し後のことになる。

 同じ頃、膝と腰に怪我を負い、週末をほぼすべて練習に捧げるほど熱中していたアメリカンフットボールを諦めざるを得なくなった高嶋さんは、空いた時間を使って道路清掃のボランティアを始める。「はじめは、時間をもてあますぐらいなら、という気軽な気持ちだった」が、そこは一本気で何事も全力投球する嶋さんのこと。店街から出されるゴミが、いつもカラスと猫によって荒らされ放置されている様子を見て、「きちんとした対策の仕組みを作らねば」と感じ、不法投棄や埋め立て処分場の使用年限、ダイオキシンなど、ゴミを取り巻く問題について調べ始めた。さらに、まだ十分使える家電製品を見付けても、いったん廃棄されたものは勝手に拾ったり持ち帰ったりしてはいけないという規則があることも知り、リサイクルにも関心を持つようになった。ちょうど、「武者修行」の銀行勤務を終え、父の会社に入社する日が近付いていた。せっかく外の世界を見たからには、家業に新たな息吹を入れられるテーマを見付けたいと考えていた高嶋さんは、「これだ」と直感。粗大ゴミを流通させ、日本に新たなマーケットを創るエコリサイクルのビジネスモデルによって物流の新たな展望が拓けることを確信し、社長である父からも、「大いにやってみろ」とエールをもらった。

しかし、である。いよいよウィンローダー社に仲間入りし、「新たなマーケットを開拓し右肩下がりの運送業の未来を一緒にっていこう」と社員たちに呼びかけた嶋さんは、「俺たちはゴミ屋に入ったわけじゃねえ」と言う低い声を聞き、一気に凍りつく思いがした。日々、現場で汗を流してくれている運転手の言葉だった。「傷つきましたね。つらかったです。自分ではいいことをしようというつもりでしたから」と嶋さん。廃棄物処理も運送業も、同じように「モノを運ぶ」仕事だと思っていた嶋さんが、以前、廃棄物運送業の社長に言われた「人の嫌がる仕事」の意味を本当に理解したのも、この時だった。

ガチンコ勝負で開いた道

思わぬ壁にぶつかり一度は落ち込んだものの、考えれば考えるほど、「新事業への挑戦はウンローダーにとって不可欠」との思いが日増しに強くなっていった嶋さん。同期の仲間もおらず、社員から「オーナーの息子」として特別視はされても、胸のうちを語り合える相手がいないことが、孤独感を増した

事態打開のために嶋さんが採った方法は、体育会系らしいガチンコ勝負で「それでもやろう」と言い続けること。ひとりひとり飲みに誘っては、思っていることをとことん話し合うということを繰り返した。「納得いかない」と席を立った社員のタクシーの前に立ちはだかり、「ちょっと待て!」と引き止めたこともある。「根回しや画策がまったくできなかっただけですよ」と嶋さんは苦笑しつつ振り返るが、ともあれ、それほどのバイタリティーと情熱があったからこそ、社員の気持ちも徐々に同じ方向に向いていったのだろう。

嶋さんのこうした「ガチンコ」戦法は、実は父である先代社長から受け継いだものだ。基本的に嶋さんの方向性を認め、やりたいようにやらせてくれた父だが、実務の上では細かいことまで詰めなければならないことも多々あり、2人で応接室にこもり、取っ組み合い寸前まで議論したこともあったという。しかし、「考えてみればそれが一番勉強になった」と嶋さん。そこまで徹底的に話し合うことで初めて、父の考え方、経営哲学、会社への思いをすべて吸収することができた。

その後も紆余曲折の末、嶋さんは、モノを運んだ帰りに空になったトラックで不用品や粗大ゴミの回収サービスを行う「エコランド」という形でついに構想を事業化させる。さらに、回収したものをオークションにかけ、売れたらキャッシュバックして再利用を促進する「エコオク」やリサイクルショップでの販売、粗大ゴミを中間処理する「ゼロ・エミッション・センター」、デザイナーの協力を得てデザインなどの付加価値をつける「Re-ariseプロジェクト」といったユニークな仕掛けを次々に展開し、今では先駆的な環境型物流企業として注目を集めるようになった。2年前からは、会長に退いた先代社長の後を継ぎ、嶋さんが3代社長に就任している。

運送業は「白いご飯」

そんな嶋さんはある日、同氏がオフィシャルパートナーを務めるNPO法人ETICの「イノベーション・グラント」で、支援先として応募してきたコペルニクの中村代表に目を留める。これまで、回収してきた不用品を日本国内でいかに処理するかということに力を注いできた嶋さんだが、中村代表の話を聞き、「日本では不用品とされたものでも、世界にはそれを必要とする人がたくさんいるかもしれない」と感じたという。実は以前、嶋さんは粗大ゴミとして出される布団を難民キャンプで活用できないかとある団体に提案し、断られた経験があったという。しかし、中村代表との協業は面白いように話が進み、エコオクで落札された収益をコペルニクに寄付するといった連携が次々に実現していった。

東日本大震災の被災地に届けられたソーラーランタンが夜の闇を照らす

これが大きなきっかけとなり、「途上国支援」にも目を向けるようになった嶋さん。「環境」と同じように、「物流」と掛け合わせることでイノベーションが起こせるのではないかと考えている。「物流って、たとえて言うなら、何にでも合う白いご飯みたいなものなんです」。昨年夏には、中村代表を同社の就職ガイダンスのゲストに招いて対談を行った。「以前は運送環境というキーワードから入社してくる学生が多かったが、これからは途上国支援社会貢献への関心の延長線上で運送を志す人も出てくるはず」と嶋さん。そんな人材の行き来こそが新たな組織を作り、社会を変えていく力になると考えている。

業界の枠も既成概念もあっさり乗り越え、フロンティアに立つことを決して恐れない嶋さんゆるぎない眼差しは、われわれをどんな未来に運んでくれるのだろうか。

2011年5月6日金曜日

TEDxUbud

今日、TEDxUbudが開催されている。


会場に、どこかで見たことがある人がいるなと考えていたら、TEDでHow to start a movementを話したDerek Siversだった。


午前中のセッションは、まあまあか。午後に期待。

2011年5月1日日曜日

ウガンダに浄水テクノロジーが到着!

太陽熱・紫外線、そしてフィルターを組み合わせて浄水するSolvattenというテクノロジーがウガンダに届いた。

我々のパートナーであるウガンダのNGO, BIDEはテクノロジーを販売するのではなく、貸出すことによって、普及させることを試みている。


コペルニクでは、主に適正価格での販売での普及をしているが、貸出制度は初めてのケース。5月末からフェローを派遣して、インパクト測定をすることも決定している。結果が楽しみだ。