インドネシア、バリ島のウブドに、グリーン・スクールという学校がある。ジョン・ハーディという宝石ビジネスで一財をなしたカナダ人が設立した、自然との共存をテーマにしたインターナショナル・スクールだ。ジョン・ハーディはTEDにも登場し、彼の学校を設立するに至った背景、そして信念などを話している。
さて、我々がなぜグリーンスクールを訪ねたかというと、実は、TEDxJakartaでエヴァがコペルニクを紹介した時、ジョン・ハーディもその場におり(彼もグリーン・スクールについてプレゼンをした)、コペルニクの活動に賛同してもらい、是非一緒に何か出来ればと言ってくれたから。お互いウブドを拠点にしているという共通点もあった。
コペルニクのオフィスから、車で30分ほどのところに位置しているグリーン・スクールは、竹を使った建物が目印。竹は成長が早くしかも頑丈であるため、建物の素材として適しているという。サッカーのゴールポストも竹製。
バスケットのゴールも竹製。
見てわかるように、オープン・エアの建物の中で授業は行われ、自然との共存を体験する。中でも、泥レスリングは有名で、下の「沼」でレスリングをする授業もある。
インターナショナル・スクールなので、外国人が多いが、年間100万円ほどの授業料を払えない地元のバリの生徒を20パーセント入学させるための奨学金も用意しているという。
この学校の授業の一環として、コペルニクの活動を紹介したり、実際のテクノロジーを販売するコーナーをもうけれないかという話をしている。進展が楽しみ。