2009年12月31日木曜日

2009年最後の日

今朝は早めに起きて、年収めのジム。ここ数日かなり寒い。今日はストレッチをしている間に雪が降り始め、ジムを出るころにはこんな感じに積っていた(←)。

その後、ポッドキャストを聞きながら、グランドセントラルまで地下鉄に乗る。最近聞いているポッドキャストはニューヨーク大学のレイノルズプログラムのスピーカーシリーズ。色々な社会起業家を呼んで講演をしてもらうというシリーズだが、やはり、自分で事業を成功させてきた人の話は最も重みがある。

年末最後の日の、ひっそりとしたオフィスに着く。殆どの同僚が休みを取っているので、私が一応責任者ということになっている。最終日とは言え、フルに働いているオフィスもあり、アイボリー・コーストのオフィスから電話が入った。今年一年かけて下準備してきた、国連の改革イニシアティブが最近始まり、それについての問い合わせ。明日はニューイアーということもあり、UNDP臨時総裁より午後は早退の許可が出る。

今は家に戻り、シャンパンを飲みながら晩御飯に備えている。今晩はロブスターパスタ。奮発していいピノ・ノワールも購入。

皆さま、良いお年を!

2009年12月30日水曜日

プレス・リリースの準備

昨日は仕事の後、ミッドタウンウェストのCasellulaという、ワイン・チーズバーに行った。色々なチーズをワインと合わせて出してくれるお気に入りの場所。カリフォルニアのシラズと、3種類のチーズを頼む(←)。

その後、アッパーウェストに住む、友人のCCの家にお邪魔した。CCはインドネシア時代の同僚で、今はオペラハウスで仕事をしているが、作家志望。来月のローンチに向けてのプレスリリースを書いてもらった。なかなか良く書けており、プレスリリースの後のフォローアップのアドバイスも色々もらった。

2009年12月29日火曜日

途上国向けの製品開発・製造・使用・評価をする Catapult Design

Capapult Designは、発展途上国向けの、安価でニーズを満たす製品やサービスを開発・製造・使用・評価する組織。

現在までに、安価な風力発電や、LEDライト太陽熱を使ったクリニックなどをつくり活動をしている。

今までにも数々の賞を受賞。注目の団体だ。

2009年12月28日月曜日

携帯電話で発展途上国の人たちに仕事をアウトソースするTxtEagle

発展途上国での携帯電話の普及は目覚しい。国連開発計画(UNDP)が毎年発表する、人間開発指標でもっとも最下位(182か国中180位)の一つの国であるシエラレオネでさえ、携帯電話がほとんどの場所で通じている。

TxtEagleはその、20億人とも言われる、発展途上国に住みながら、携帯電話も持ち、かつ読み書きが出来る人を対象にしたソーシャルビジネスだ。

この図を見てもらえば分かるように、簡単な文章の翻訳などを、単語の翻訳など小さい単位の仕事に分解して、携帯電話のテキスト機能を使って送信し、それに対して、(途上国にいる)参加者がサービスを提供するというもの。BBCでも取り上げられていた

非常に面白いビジネスモデルだ。

2009年12月27日日曜日

起業の先輩

海外での暮らしが結構長くなったが、いつも日本に帰る時に会っているのが、デルタスタジオを立ち上げたKW。自分で考え、問題を解決できる自分のポテンシャルを発揮できる子供を育成するために、を出したり、問題解決の授業を行ったり、精力的な活動をしている。今月は残念ながら予定が合わず、電話で話すだけに終わったが。

今でも覚えているのは、おそらく4年ほど前に、私がNYに出張をした時、当時はまだマッキンゼーNY事務所で働いていた彼と、St. Marksの安居酒屋で会い、焼き鳥を食べながら話をした時のこと。彼は、その時から子供向けの教育事業を考え始めており、本の話や、色々なキャリアを子供の内から経験させるプログラムのことを話していた。(微分積分の)デルタという言葉もその時から使っていた。そして、今では彼の構想していた事業は殆ど実現している。

起業の先輩として、いつも学ばせてもらっている。これからも応援してます。

2009年12月26日土曜日

休日

昨日は、日本からきている友人や、Kopernikのサポートをしてくれた人など10人ほどの友人をディナーに招待。ポーランドスタイルで、ボルシチとピエロギが中心の料理。少し飲みすぎた。

今日は朝ゆっくり起きて、近所の映画館まで、ジョージ・クルーニー主演の'Up In the Air'という映画を見に行った。(あまりお勧めではない)

その後はパイロット、日本での活動を含め今までの支出を分析。MintOutrightといった無料のソフトウェアを使って管理できる。Mintは、自分の銀行口座ともリンクしており、支出のパターンがリアルタイムに分かるという便利なモノ。しかし、すべての支出を、Kopernikの銀行口座に直結しているクレジットカードで払っていたわけではないので、Outrightと組み合わせて使っている。

さて、このMint、通勤時間にいつも聞いているPodcastでその創業の裏話を聞いたことがある。色々なベンチャーを試したが失敗を繰り返していたというCEOで、やっとこのMintで成功したという。

Mintの創業の裏話はここ(↓)で。

2009年12月24日木曜日

i-phoneよりも薄い75ドルコンピューター

「途上国の全ての子供にラップトップを」とスローガンを掲げるOLPCが新しいパソコン、XO3のデザインを発表した

2012年の商品化をめどにしている。初期モデルのXO1のリリースからもう2年以上が経つが、XO2は結局日の目を見ずに終わった。

75ドルで、i-Phoneよりも薄いらしい。

この業界は、技術革新のスピードが恐ろしく速いが、このモデル、機能で、2012年までにもっと安い製品が出てくるような気もする、、。

2009年12月23日水曜日

南スーダンでの活動

さて、今日は仕事の後、インドネシア時代の同僚とBar and Booksというウィスキーのバーに行った。

彼は筋金入りのヘビースモーカーで、禁煙となっている殆どのNYのバーでは満足できない。ということで、喫煙の出来る数少ない場所を選んだという運び。

彼の南スーダンでの近況を聞くとともに、我々のKopernik活動を話して入していると、「南スーダンでKopernikの活動を始めるのにいくら必要か」と質問され、大体このくらいという話をしていると、彼は「じゃあ150万円だすよ」と言う。まあ結構お酒も入っているので、適当に聞き流していたが、至って真剣。

というわけで、150万円の支援をもらえることになった。どこにいい支援者がいるか分からない。

南スーダンからの友人

今日は仕事の後、ミッドタウンのバーで、カナダ人の友人GCと会う。彼はインドネシア時代の同僚で、今はUNDP南スーダン事務所の副代表をしている。

UNDP南スーダン事務所は、インドネシア事務所の別の同僚が一時代表を務めていたこともあって、インドネシア組みがごっそりとヘッドハントされたという経緯がある。GCもその1人。

久しぶりに会うので楽しみだ。

2009年12月22日火曜日

ローンチに向けて

昨日から仕事に戻っているが、さすがにこの時期の国連は静かだ。休みを大切にする北欧系の人などは、この時期に1ヶ月以上の休みをとることも珍しくない。さらに来週は、私のいる部署のスタッフ7人中5人が休暇でいない。

というわけで、なるべく本業は早く切り上げ、来年初頭の本格ローンチに向けて準備を進めている。てこずっているウェブも、人を代えてから進展が早まり、ペイパルを使った支払い昨日も一部統合された。今週末までにアルファ版が完成し、バグを取るのに2週間ほどかけて、ベータ版ローンチが来年の2-3週目になる予定。

その頃にwww.thekopernik.org を覗いてみてください。

2009年12月20日日曜日

雪のニューヨーク

さっきやっとニューヨークに着いた。

飛行機の窓からも雪模様が見えており、どれほど寒いのかと懸念していたが、思ったほどではない。マイナス5度らしい。

家の周りも雪が深く積もっている。

家に着いてすぐ、シャワーを浴び、そのまま近くのスーパーまで、ジュースやミルク、パンなどの必要品を買いに行った。

たまっているメールを少し片づけてから休もう。

2009年12月19日土曜日

東京最終日x2

19日朝の10時半に、借りていたウィークリーマンションを出て、タクシーで品川駅まで向かった。タクシーの中で、久しぶりにメールをくれた、マッキンゼー時代の同僚RFと電話で話した。彼は、学生時代からバーの経営などをしていたという風変わりなキャリアをもつ。しばらくNPOの経営コンサルなどをしていたが、最近は東南アジアの国を色々回って、途上国向けのビジネスの展開を考えているという。インドネシアまたは、次回の帰国の際に会うことを合意。

品川駅では、成田エクスプレスを待つ間の時間にSRと会った。彼女は当初よりKopernikのサウンディングボード。現在ハーバード大学院に留学中で、MITD-Labの日本展開に奔走している。40分ほどしか時間が無く、もっと話したいこともあったが、face-to-faceで会うのは初めてだったので、非常に有意義だった。

成田エクスプレスで成田空港に到着し、チェックインカウンターに向かったが、ニューヨークの天候が悪いので明日の朝まで延期と言われる。ノースウェスト・デルタ航空の係員の対応の悪さに少しむっとしながらも、仕方なく空港近くのホテルを探しチェックイン。ホテルでは殆ど何もせず、ベッドで横になり疲れをいやした。

平和構築でのキャリアワークショップ パネル・ディスカッション

昨日、広島平和構築人材センター(HPC)の主催する、平和構築分野でのキャリアに対するパネルディスカッションに参加した。

Unicef、国連ボランティア、外務省、人事院からシニアな人々が参加するなか、私でいいのかと思いながら渋谷の国連大学に到着。

たまたまオブザーバーで来ていた、UNHCRの元職員で最近大学の先生になったMYさんとも久しぶりに再会。さらに、シエラレオネで、去年このHPCのプログラムで来てくれたNKさん、そしてシエラレオネのユニセフで働くESさんにも久しぶりに会えた。

第一部で国連で求められる人材のトレンドやなどを話会った後、第二部では平和構築の仕事をすることの理想と現実などについても実際の経験などを話した。

これから研修生の方々が実際の国連の現地事務所に派遣される。是非ともがんばって楽しい経験にしてほしい。

2009年12月16日水曜日

東大「人間の安全保障」講座でのセミナー

今日は、東京大学の佐藤教授の計らいで、「BoP技術と人間の安全保障」講義の一環でKopernikの活動を紹介させていただく機会をいただいた。佐藤教授は、ニューヨークに出張でいらしていた時に会う機会があり、Kopernikの話をすると、興味を持っていただき、今回のセミナーという運びになった。

実は東大に足を踏み入れるのは、今回が初めて。これが写真でよく観る時計台かと関心しながらキャンパスを見学。



午後4時から始まったセミナーでは、50人ほどの参加者の方々に来ていただいた。企業、大学関係者、社会起業家、学生の方々など、様々なバックグラウンドの参加者。計2時間のセッションも絶え間なく議論が続いた。





その後、ソーシャルベンチャーパートナーズのパートナー且つ、Institute of Strategic LeadershipでDirectorを務めるKI氏と渋谷で会食。これは、Kopernikをアイデア段階からサポートしてくれているFSさんの取り計らい(今日も東大までにも駆けつけてくれた)。色々と、日本、そして東アジアでのソーシャル・ベンチャーのトレンド、現状について教えていただいた。その他日本でのKopernik活動についてのヒントも色々いただき、非常に充実した時間を過ごした。

2009年12月15日火曜日

法政大学での講義など

今日は、法政大学にお呼ばれして、国際機構論の講義で本業の仕事の話をした。東ティモールからの国連での恩師で、元国連事務総長特別代表の長谷川教授の授業の一環。

グローバルレベルでの国連改革の現状と、今年の3月まで私の勤務していたシエラレオネでの現状の話をした。学部生対象だが、なかなかいい質問も出た。講義の後、長谷川先生の計らいで、試験前のセミナーで学生の前でKopernikの話もさせてもらった。何人かにはアイデアを理解してもらったようだ。

夜は、「世界を変えるデザイン」の監修者でもあるSTさんの集まりに参加。Kopernikのアイデアも話させてもらい、色々と意見交換をした。

2009年12月14日月曜日

25ドル 発展途上国向けの赤ちゃんの保育器

スタンフォード大学の卒業生が開発した、Embraceという製品。発展途上国での赤ちゃんの保育器を廉価に作った。25ドル。(SRさん、教えてくれてありがとう)

電気を使わず、温めた水の温度で保温をする仕組み。

BoP向けの製品はまだまだ出てくる。

JICAでKopernikを紹介

今日、12時から四谷のJICAの新しいオフィスで、BoPビジネスとKopernikについて話をさせていただく機会をいただいた。SSさんの計らいで、4-50人ほどJICAの職員の方たちが参加してくれた。

会場に行くと、ジュネーブで会った、10年来の友人EHも発見。しばらく会っていなかったが、もう結婚して、1歳になる赤ちゃんもいるとのこと。一緒にサルサを踊っていた時代が懐かしい。

プレゼンの後のディスカッションもかなり充実。その後、民間連携室とJOCV担当の方々とランチをする機会もいただいた。今後の協業の可能性についても話をした。

その後、夕方5時より日本ファンドレイジング協会のT氏と面会。日本の寄付のトレンドなどについて、色々なアドバイスをいただいた。

これらの出会いから何か生まれてくれることを願う。

2009年12月12日土曜日

昨日の集まり

昨日は、インドネシアで一緒に日本企業向けのGSB(Growing Sustainable Business)を立ち上げた仲間を中心に集まった。これはUNDPのプロジェクトで、CSRを超えて、コアビジネスで貧困削減に貢献しようというもの。

当時このプロジェクトのインターンとして始め、今はアクセンチュアで働くK子がアレンジをしてくれた。立ち上げのサポートをプロボノで助けてくれたマッキンゼーのOKさん、MKさん、さらに他の国でGSBに関わったNKさんも来てくれた。その他、以前NYで会ったアクセンチュアのKHさんとも再会。さらにその友人なども来てくれ、10人ほどになった。

その後、なぜか別の会合に合流し、そこでUNDPの同期のTN氏とも再会するなど、色々な人にあった一日だった。

2009年12月11日金曜日

東京大学でのセミナー 12月16日(水)16:00-18:00

東京大学の「人間の安全保障」プログラムと「平和構築とビジネス」研究会共催のイベントで「BoP向けの技術と人間の安全保障」というテーマで話をします。興味のある方は是非いらしてください。


日時 : 2009年12月16日(水) 16:00-18:00

場所: 東京大学駒場キャンパス18号館 (4階コラボレーション・ルーム1)

※近年、開発途上国(BoP)向けの技術や製品を提供する社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)が増加し、開発援助のアプローチに大きな影響を与えております。今回の講演では、そういったソーシャルベンチャーの実際の技術・製品、活動、課題を紹介し、Kopernikの活動概要とともに、日本の企業への意味合いをお話していただきます。

参加申込: 東京大学産学連携本部 寺澤氏 kyogikai@ducr.u-tokyo.ac.jp 宛てに、12月14日(月)までにお申し込みください。先着40名様とさせて頂きます。

共催:東京大学大学院総合文化研究科 「人間の安全保障」プログラム(HSP)、平和構築研究会

ブログの統合

今まで、シエラレオネ、ニューヨークでの本業関係とプライベートを綴った「平和構築の現場でかんがえた」、そして「続・平和構築の現場でかんがえた」というブログを書いてきたが、このKopernikのブログと統合することにした。というのも、来年の初頭から本業の休みをとることにしKopernikに専念するということと、本業当局からKopernikへ従事することにOKが出たから。

興味のある方は2つのブログものぞいてみてください。

2009年12月10日木曜日

エコプロダクツ2009


今日は以前会ったエコトワザの大塚さんに教えてもらった、エコプロダクツ2009に行ってきた。多くのエコ取り組みを進める企業は大学、NPOが参加していた。

期待していたKopernikで使えそうなBoPモノが見つからなかったが、太陽や風力発電を使った面白い製品や、NPOの様々な取り組みを学べて満足。

エコトワザ&DEVEX

先日新宿で、エコトワザの大塚さん、DEVEXの高橋さんに会った。環境省に勤める友人経由で紹介してもらった。エコトワザは、日本の伝統技術を生かしたエコロジー製品を主に先進国に広めるというお仕事をしている。DEVEXは開発の人材を育てる事業。

日本でのネットワーキングなどについてのアドバイスももらい満足。今後も何かしらの協業が出来ればいいと思っている。

2009年12月9日水曜日

Kopernik最初のグラント!

今日は午後6時より、社会起業家を支援するETICの主催するイノベーショングラントの最終選考会。9月に応募していたが、2回の審査をパスし、今回6団体の内の1つとして呼んでいただいていた。幸い日本への出張の時期と重なっていた。

各団体7分の内に事業モデルを説明する。我々以外の団体は、カンボジアの薬草を日本で販売する団体、日本の貧しい家庭の子供を支援する団体、産後の母親を支援する団体、芸術家の法律相談をする団体、そして古い化粧品をトルコに流通させる団体。

我々は最後にプレゼン。少し時間がオーバーしたが、なんとかスライド全部を押し込んだ。質疑応答が10分ほど。

その後交流会が1時間ほどあり、何人かかKopernikモデルや、事業の展開の可能性についてのコメントをいただいた。色々な人と話して、そろそろ帰ろうかと思っていたら、結果が後10分ほどで発表されるとのこと。その日の内に結果が出るとは知らず、少しびっくりしたが。

結論として、6団体の内の3団体が最終選考をパスし、ありがたいことにKopernikもその内に入れていただいた。審査員の一人で、IDEAの社長の方も、協業に対して非常に興味を持っていただいた。日本での展開はこれからが楽しみだ。

2009年12月7日月曜日

日本発BoPデザイン Peace-Keeping Design


今日、産業デザイナーで大阪大学教授のKK氏と会った。K氏は、人工心臓や、共和党副大統領候補だったサラ・ペイリン氏のメガネをデザインしている非常に著名な方。

最近、Peace-Keeping Designという、ワクチン接種器具や、緊急時に支援物資を投下するパラシュートなどの発展途上国で有用なデザインを推進するプロジェクトも立ち上げられた。BoPデザインの大学間での連携教育プロジェクトも行っているという。

我々の取り扱っている、自分で度数を調節できるメガネのデザインのも関わっているということを発見。さらにM工科大などとのパートナーシップを築いているKopernikとのシナジーは高い。

日本にもこのような取り組みがあることに非常に元気づけられた。


2009年12月5日土曜日

本業の同僚

今日、新大阪駅で、本業の同僚、Mさん(とその2歳の娘さん)と再会。彼女は、中国、ニューヨーク、ルワンダの事務所で働いていたが、個人的都合で2年ほど前より特別休暇を取っており、同時にT大学で博士号をとっている。旦那さんの仕事の関係で、今大阪の高槻に住んでおり、大阪と東京を行ったり来たりしているという。

彼女は、本職にそろそろ戻ろうとしているようで、現在の空席状況などについて話したが、思っていた以上に大変らしい。これから本業で休みをとる身としては、有用な話を聞いた。

一方、ルワンダでの経験に基づいた自身のビジネスアイデアなどを持っており、そちらの話も(の方が)面白い。詳しくは書かないが、マラリア予防と陶器づくりをくっつけた面白いもの。どっちにしろ、彼女の満足する方向にすすんでほしいもの。

2009年12月4日金曜日

かばんを担ぎながら発電 FLAP Bag project

メッセンジャーバッグで有名なTimbuk2とPop! Techなどの共同プロジェクトFLAP(Flexible Light and Power)は、かばんに柔らかい太陽発電パネルを付着させ、歩いているうちに、発電をするというもの。

注文は最低200個から。

しかし、このかばん、発電という観点からすると、コストパフォーマンスはかなり低そうだ。先進国でファッション的に持つというのが限界かもしれない。

2009年12月2日水曜日

てこずるウェブ

もう2週間程前にはウェブのベータ版がローンチ出来る予定だったが、ここしばらくウェブのデベロッパーから全く音沙汰がない。いくらメールをしても、携帯に電話をしてもだめ。彼は、これとこれをやると口約束ばかりするものの、全く実行が伴わない。ウェブには運が悪い。

弁護士にも相談し、今対抗措置をとっているところ。幸いにも、信頼できる、以前の同僚が引き継いでくれそうなので、作業半ばで彼女にバトンタッチしてもらう可能性が高くなってきた。

以前、あるeコマースベンチャーの社長が、ウェブの外注で失敗し、それ以来自前の技術者をそろえるようになったと言っていたことを思い出す。